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高齢者フィットネス

世界一の高齢社会である日本だからこそ、

全員医師であり、フィットネスに詳しい筋肉医局だからこそできる挑戦があります。

それは、世界に先駆けて高齢者フィットネスという分野を確立し、世界に発信していくことです。


私たちが目指す「高齢者フィットネス」は、高齢者の方々に運動習慣を身につけていただく文化を創ることです。

ジムでのトレーニング、体操教室、ウォーキング、施設での運動プログラム――形は様々ですが、本質は「日常的に体を動かす習慣」を高齢者の生活の中に根づかせることにあります。

医師が伴走することで、安全で効果的な運動習慣の定着を支援します。


日本が高齢者フィットネスの先駆者になる

高齢社会を嘆く声も多いですが、私達はポジティブに捉えております。

世界もいずれ高齢社会になります。
内閣府「令和6年版高齢社会白書」によれば、2050年までにアメリカ(22.5%)、中国(27.6%)、韓国(35.1%)、イギリス(24.7%)、フランス(26.3%)など主要国が超高齢社会(高齢化率21%超)に到達すると予測されています。[1]

日本は、他国に比べて一足先にそのフェーズに足を踏み入れており、高齢者フィットネスという分野を世界に先駆け確立するには優位な立場です。

将来的には、
「日本の高齢者フィットネス=世界モデル」
として展開していく構想です。


深刻化する社会保障費と医療費の課題

日本の社会保障費は年々増大しています。

厚生労働省「令和4年度 国民医療費の概況」では、令和4年度の国民医療費は46兆円を超え、国民一人当たりの医療費は約37万円に達しました。[2]

さらに、社会保障給付費全体では約132兆円にまで達しており、そのうち医療費が約3分の1を占めています。[3]

高齢化の進行とともに、この数字はさらに増加すると予測されており、このまま推移すれば、将来世代に大きな負担を残すことになります。

しかし、高齢者フィットネスには、この課題を解決できる可能性があります。

適切な運動習慣により、生活習慣病予防や介護予防を推進することで、将来的な医療費・介護費の削減に寄与できるのです。


日本が世界に貢献できる理由

この社会保障費と医療費の課題は、日本だけの問題ではありません。

世界もいずれ超高齢社会に到達します。日本と同様の課題が、世界中で起こることが予測されます。

日本は他国に先駆けてこのフェーズを体験しているからこそ、世界に先駆けてモデルケースを創ることができます。

高齢者フィットネスという分野で、日本が確立したモデルは、将来的に超高齢社会を迎える世界各国にとって、重要な指針となります。

世界一の高齢社会を経験している日本だからこそ、世界に貢献できる領域がある
――私たちは、その可能性を信じています。


健康寿命の延伸

適切な運動習慣によって、高齢者の身体機能維持・向上を実現し、健康寿命の延伸に貢献します。

自立した生活を長く続けられることが、本人のQOL向上につながります。


医療費削減への貢献

予防医療の観点から、生活習慣病の予防や介護予防を推進する事で、将来的な医療費・介護費の削減に寄与します。

国民皆保険制度を支える一翼を担います。


社会的孤立の解消

運動を通じたコミュニティ形成によって、高齢者の社会的孤立を防ぎます。

仲間との交流が心の健康を支え、生きがい創出にもつながります。

運動自体が心の健康につながることに加え、高齢者がジムや運動教室で仲間と出会い、語り合い、笑い合う――そんなコミュニティづくりにも寄与できるのです。

歳をとることをポジティブに捉えられるような国になったら、最高じゃないですか?

そんな未来を、私たちは本気で実現します。


医師が担う役割の重要性

この領域で、医師が担う役割は極めて大きいです。

高齢者層は医師との親和性が高く、医学的安全性が最重要となる領域です。運動中のリスク管理、持病への配慮、適切な運動強度の設定――これらすべてにおいて、医師の知識と経験が活きます。

ビジネス的にも、超高齢化社会の日本では潜在的なニーズが大きく、日本の人口の約30%が65歳以上という市場規模があります。

従来の若年者中心のフィットネス市場とは異なり、高齢者にアプローチするのは通常難しいのですが、高齢者と最も接する職業である医療従事者の私たちからすると、アプローチが容易です。

健康リスクが大きく、他の企業では踏み込みづらいこの領域。

だからこそ、全員医師である私達が取り組む意義があります。

医療の問題には医師自身が向き合う――その使命感のもと、筋肉医局は高齢者フィットネスという社会的意義の大きい分野に挑戦します。


医学的安全性への配慮

全員が医師・歯科医師であるため、高齢者に特有の健康状態に配慮した運動指導が可能です。

医学的な知識を活かしながら、安全で効果的な運動プログラムを提案します。


フィットネス実践経験に基づく指導

筋肉医局員は全員、ボディメイクコンテストの出場経験者です。

医学的な知識に加えて、自らの身体で実践した経験を活かし、理論と実践を併せた説得力のある指導を行います。


高齢者との高い親和性

医療従事者は日常的に高齢者の方々と接しており、コミュニケーションやニーズ把握に長けています。

医師という立場が安心感を生み、高齢者の方々が、心を開きやすい環境を創出します。


1. 65歳以上のボディメイク・フィットネスコンテスト

高齢者施設と連携し、利用者の方々や地域の方々が参加できるボディメイク・フィットネス大会を開催します。

運動を通じた目標設定と達成体験が、高齢者の自己肯定感とQOL向上につながります。医師が監修をすることによって安全性を担保しながらシニアの方の挑戦をサポートします。


2. 筋肉医局体操の普及

医学的根拠に基づいた、高齢者向けオリジナル体操プログラムを開発・普及します。

自宅でも、施設でも、誰でも安全に取り組める運動プログラムを通じて、健康習慣を普及します。

将来的には、
筋肉医局体操で紅白歌合戦出場を目指します。


3. ジム連携による高齢者層開拓

既存のフィットネスジムと連携し、高齢者層の開拓をサポートします。

医師の専門知識を活かした安全なプログラム設計、スタッフ向け研修、高齢者との接し方のレクチャーなど、ジム事業者の新規客層開拓を支援します。


4. 企業・自治体との連携

企業の健康経営支援、自治体の健康施策への協力、地域の健康啓発イベントへの登壇など、幅広い形で高齢者の健康づくりをサポートします。

全員医師というバックグラウンドを最大限活かし、信頼性の高い健康情報を提供します。


筋肉医局は、高齢者フィットネス領域の社会実装と認知拡大に注力します。

高齢者施設でのボディメイク大会、筋肉医局体操の普及、ジムとの連携で高齢者層の開拓を通じて、「筋肉医局が高齢者フィットネスを安全に担う。」という社会的信頼を確立します。

そして、この日本モデルを世界に発信し、
「日本の高齢者フィットネス=世界モデル」
として展開していきます。

日本が培った知見とノウハウが、世界各国の超高齢社会対策に貢献する
――そんな未来を、私たちは実現します。


企業・施設の方へ
高齢者向けのフィットネスプログラムの導入、健康セミナーの開催など、お気軽にご相談ください。

自治体の方へ
地域の健康施策、健康啓発イベントへの協力など、連携をご希望の方はお問い合わせください。

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参考文献

[1] 内閣府「令和6年版高齢社会白書」
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/06pdf_index.html

[2] 厚生労働省「令和4年度 国民医療費の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/22/index.html

[3] 国立社会保障・人口問題研究所「令和元年度 社会保障費用統計」
http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/fsss-R01/R01.asp